テュフズードは、ドイツに本拠を置く第三者試験認証機関です。「TUV」は、テュフと読み、日本語では「技術検査協会」の意味になります。 テュフズードの始まりは19世紀半ば（1866年）に遡り、南ドイツに本拠を置く蒸気ボイラーの技術検査協会でした。多種多様な国内・国際試験規格と規制のノーティファイド・ボディとして、お客様の迅速な市場へのアクセスをサポートしています。同時に、安全性確立に関する新たな必要性や方向性に対応するべく、新しい製品とサービスの開発を続けています。現在では、電気・電子機器、産業機械、医療機器、自動車、原子力発電施設、玩具、更に食品検査や環境保全に至るまでの幅広い分野において検査、トレーニング、認証、試験（ＣＴＣT）サービスを提供しています。ビジネスのグローバル展開も進んでおり、ヨーロッパ、アジア・パシフィック、北米地域を中心に、600以上もの拠点を構える世界最大級の第三者試験認証機関へと成長を遂げました。豊かな経験と幅広い専門知識、そして高度な技術力を持つ13000人以上の専門家が、テュフズードのグローバルなネットワークを通じて、世界各地のお客様をサポートしています。 テュフズードジャパンは、1968年にまで遡る事業基盤の上に、日本市場における品質・安全試験と認証への需要拡大に応えるべく1993年に設立されました。現存するほぼ全てのＥＵ指令に対応するノーティファイド・ボディであり、厚生労働省から日本の医療機器の登録認定機関として承認されており、テュフズードプロダクトサービスの代行機関です。現在９つの部門で事業展開を行っています。電気・電子製品（EEC）、EMC/テレコム、マネジメントシステム、オートモーティブ、スマート・カード、医療機器、地球温暖化プロジェクトでは試験・認証サービス、プラント・エンジニアリングではリスクアセスメントやREACH登録のためのコンサルティングサービス、インフォサービスでは各種セミナー・トレーニングを提供しています。東京本社他に、関西本部、東京試験場を設立しています。

2011年12月1日より施行されているドイツ製品安全法(ProdSG法）の公式英語訳が8月16日付けで発行されました。