ファイザー株式会社
ファイザーは世界をリードする研究開発型の製薬企業であり、医療用医薬品、動物用医薬品を発見・開発製造・販売しています。また、革新的で価値ある製品を通じ、世界中の人々がより長く、より健康に、より実りある生活を送るための支援を行い、クオリティー・オブ・ライフ(QOL)の向上に寄与しています。ファイザーは、日本という重要な市場で50年以上に渡って活動しており、現在、循環器系、中枢神経系、感染症、泌尿器系、眼科系、ガン、内分泌系を含む幅広い疾患分野で事業を展開しています。患者の皆様、医療関係者、ビジネス・パートナー、そして日頃生活し働いている地域社会の全ての皆様に大きく貢献できる会社として成長していくことが私の心からの願いです。
●【医療用医薬品事業】
医薬品の開発は、人々のLife(生命・生活・人生)に深く関わり、人類の未来を支える意義深い仕事です。しかし、一般に、一つの薬が着想され新薬となるまでには10年から20年かかり、その研究開発費は約10億ドルと言われています。そして、私たちが着手する開発プロジェクトのうち、最終的に市場にまで届く製品となるプロジェクトは100のうちわずか1つです。この事実は、新薬が発売されるまでの道のりが、実に長く険しいことを表すものと言えるでしょう。
近年の世界的なゲノミクス(遺伝子研究)の進捗は、ヒトゲノムをはじめとした標的分子の数を格段に増加させたと同時に、オーダーメイド医療や画期的新薬の開発など、新しい医療の可能性を拓くものと言えます。しかし、このようなバイオテクノロジーの進歩により、新薬の研究開発は今まで以上に複雑化し、開発に関わる投資も莫大なものが必要となったことも事実です。 ファイザーは、約80億ドル(2007年度実績)にものぼる業界一の研究開発投資を行い、ゲノム研究をはじめ、たんぱく質研究、代謝研究、また、臨床開発における最新のIT技術の導入など、新時代の新薬研究に複合的に取り組み、循環器系疾患や中枢神経系疾患などをはじめほとんどの疾患分野における開発を積極的に進めています。新薬開発にかかる年月とプロセスの効率化を実現し、安全性の高い優れた新薬を少しでも早く実現すること。それによって、患者さんやそのご家族の方々のQOL向上の一助になること。それが、私たち共通の願いです。
●【アニマルヘルス事業】
ファイザーの農産部門は、畜産及びコンパニオンアニマル(ペット)向け動物用医薬品、樹木・果樹蔬菜向けプラントヘルス製品を取り扱っています。各マーケットでトップブランドとして市場価値の高い革新的な製品を生み出すため、グローバルでの研究開発費は年間約2.5億ドルにものぼります。もちろん、製品の販売だけでなく、お客様の役に立つコンサルティングやアドバイスなど、顧客の立場・視点できめ細やかなサービスを提供する営業活動や、高度な技術と専門知識に富むスタッフによるテクニカルサポートなども行っており、お客様からの高い評価と信頼を獲得しています。畜産およびコンパニオンアニマル(ペット)向け動物用医薬品、緑化・果樹蔬菜向けプラントヘルス製品など、高い効果と安全性を持つ製品を提供しています。畜産動物、ペットの健康維持に貢献するとともに、野菜・果樹などの農産物や、日本の松の緑を病害虫から守っています。
現代は、一生をいかに健康で、心安らかに過ごすかという、クオリティー・オブ・ライフ(QOL)を追求する時代になったと言えましょう。また、人々の医療に対する考えも、いままでの受身的な姿勢から、自分の健康は自分で守るといった積極的な姿勢へと転換し始めました。
そのような時代にあって、ヘルスケアカンパニーとして、私たちができること。それは、グローバルな研究開発体制から生み出される革新的な医薬品の提供を通じ、人々のより豊かな健康と暮らしに貢献すること。
私たちの理念は"Working together for a healthier world"です。
日頃のご愛顧に厚く御礼申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
スニチニブまたはサイトカインによる前治療が効かなくなった進行腎細胞がん(RCC、腎がんの一種)
の成人患者さんの治療用として、欧州委員会(EC)からインライタの承認を取得したことを発表しました。
会社名 | ファイザー株式会社 |
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本社所在地 | 東京都渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル |
設立年 | 1953年8月1日 |
従業員 | 4,935名 |
URL | http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/ corporate_outline/index.html |