日本イーライリリー（株）は創業130年を超える長い歴史を持ち、米国インディアナ州インディアナポリスに本社を置く製薬会社、イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。

世界143ヵ国で展開し、全従業員数は40,000人を超えるグローバル企業です。

1920年代のインスリン製剤の実用化による糖尿病から始まり、近年のバイオテクノロジー応用に至るまで「世界初」「画期的」という評価をもらえる製品に結実しています。

日本法人は1975年に設立され、パーキンソン病の治療薬をはじめ、統合失調症、癌、骨粗鬆症、糖尿病、成長障害、ＥＤ（勃起不全）などへの医薬品を提供しております。

同社は、革新を追求する医薬品のリーディング・カンパニーです。

自社の世界各国の研究施設や外部の優れた科学的研究機関との連携による最新の研究成果を用いて、各治療領域で最高レベルの豊富なポートフォリオの医薬品を開発しております。

同社のブランド精神である「いのちの尊さにこたえます」を確立し、患者さん、支援者、医療関係者などの皆様から、これまで以上に信頼される企業を目指します。

統合失調症治療薬「ジプレキサ」、閉経後骨粗しょう症治療薬「エビスタ」、代謝拮抗性抗悪性腫瘍剤「ジェムザール」など、主力製品の販売が拡大しております。07年1月、アスベストが原因となる「悪性胸膜中皮腫」の治療薬「アリムタ」、同年9月「シアリス」を発売し販売数量も順調に伸ばしております。

今後も日本市場への新薬投入ペースをアップさせ、他にも既存薬の新剤型を追加で承認申請し、品揃えも広げる予定で、08年12月期には売上1000億円の大台乗せ実現を目指します。

同社は、ＧＰＴＷジャパンが日本で実施した「働きがいのある会社」調査で2006年に引き続き2007年も上位にランクインされました。
この調査は無作為に選ばれた社員に対して企業文化に関する会社への調査（従業員数、男女の構成比率、賃金、福利厚生といった基本データの他、経営理念や社内コミュニケーション、社員の能力開発、報酬制度、ワークライフバランス、ダイバーシティなどについて）を行ったものです。

まさに、現場の声が反映された結果となり、社員全員がモチベーション高く仕事に取り組んでいるという事が言えるでしょう。

また、同社は女性にとって働きやすい企業であるというのも特徴です。
2006年に厚生労働省が主催する「均等推進企業表彰」において「兵庫県労働局長優良賞」を受賞しております。
「均等推進企業表彰」は女性労働者の能力発揮を積極的に推進している企業となるよう明確なコミットメントと具体的な目標を掲げて取り組んでいる企業を表彰する制度です。

2004年には神戸市より「こうべ男女いきいき事業所表彰」を受けております。

ジェンダー・ダイバーシティーを経営の優先課題として位置づけており、育児短時間勤務制度、育児パパ休暇、在宅勤務制度、またＭＲに対する「リリーフ制度」など女性ＭＲ定着へのサポートなど色々な取組みを行っております。

注意欠陥/多動性障害（AD/HD）治療剤「ストラテラR（一般名アトモキセチン塩酸塩、以下ストラテラ）」について、日本で初めて、成人期のAD/HDへの適応追加の承認を取得しました。