武田薬品の猛攻開始!|新薬・パイプライン

武田薬品は遺伝子組み換え技術を活かして、欧米の巨大製薬会社に研究開発でも決して負けてない。この技術では、高血圧治療薬 「プロプレス」 を開発した。また、前立腺がん治療薬の 「リュープリン」 や抗潰瘍薬 「タケプロン」 など主力製品の開発に成功している。現在、武田は 世界で 15位。しかし、2005年までに 10強に食い込み、「日本発の国際製薬企業」 になると 武田国男社長は自信をもって断言。筑波と大阪の研究所にそれぞれ、合計 200億円投資してゲノム研究棟を新たに設立する。また、2005年までに売上げに占める研究開発費も現在の 9%から欧米並の 20%に倍増するとしている。