品質管理(QC)転職ガイド 品質管理とは

製薬・医療業界の品質管理(QC)担当者の働き方

品質管理(QC)担当者の働き方
  • 製薬会社やCROに勤務
  • 製造拠点となる工場やセンター勤務が多く、ほとんど転勤はない
  • 年収は400万~600万円が多いが、経験やスキルアップにより昇給も
  • 残業や土日勤務がほぼないため、家庭との両立がしやすい
  • 比較的女性も多いため、時短勤務や復職支援体制も整っていることが多い
  • QCとしての経験やスキルアップしたのち、PL(プロジェクトリーダー)へのキャリアアップも
  • 担当する業務やポジションによっては、海外勤務や海外出張もあるので確認が必要

QCは製薬会社の他にCROでも求人があります。勤務先としては、製造拠点である工場や供給センターなどの製造現場に所属することが多く、ほとんど転勤はないことが多いです。

年収は400万~600万円がボリュームゾーンですが、GMPや薬事経験、英語力、勤務年数などにより、それ以上の年収を得ている方もいます。

工場など製造拠点勤務であるため、勤務時間も工場の稼働に合わせている会社が多く、規則的な勤務形態であることがほとんどです。

そのためQC業務は、製薬のエキスパート職の中でも女性が活躍しやすい職種と考えられています。会社によって事情は異なりますが、QCは比較的女性の比率が高いため、働く女性のロールモデルが豊富なので、育児休暇や時短勤務、復職サポートなどが充実している会社も多いです。そのため、結婚・出産・育児といったライフイベントに対して比較的柔軟に勤務形態を調整できるので、自分の人生設計に合わせたキャリア形成が図りやすい職種といえます。

QCは業務上のやり取りを通して、製造現場の人材育成や生産工程管理に関与するという教育担当者的な要素やチームをまとめ上げていくリーダー的要素もあります。そのため、QC担当者としての経験を積んだ先には、QA(品質保証)担当者や、ゆくゆくは女性管理職、PL(プロジェクトリーダー)などへのキャリアアップも目指せるので、自分のキャリアをどうしていきたいのか長期的な視点で考えキャリアを歩むことも可能です。

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