この春からMRとしてスタートしたみなさん、研修お疲れ様です。
研修生活には慣れましたでしょうか?
参考書の山や毎日の課題に追われていると、大学受験を思い出されているかたも多いかもしれませんね。この導入研修が終わった先には配属が待っているわけですが、その配属前に実施されるのがOJT研修。
このOJT研修では、先輩MRに同行させていただく形で実際の医療機関や卸などを訪問する研修です。企業によって長さは異なりますが、2泊3日程度の日程で1~2回実施されることが多いようです。配属前に医療機関を訪問できる貴重な機会。
1つでも多くの事を吸収して、配属に備えましょう!
MRに限ったことではありませんが、その職種ごとに「らしい」身だしなみというものがあります。
導入研修の後半にはそういった内容の講義もあるかもしれませんが、ホンモノのMRの身だしなみをチェックするのが近道ですよね。
とくに女性MRの場合はスーツの色や形、ヒール、髪型やアクセサリーなど確認しておきたいところです。
私はOJT研修のときに、「階段の上り下りが多い病院の時はパンプスは歩きやすさ命だよ」とか、「今日は小児科訪問予定だから優しい色のシャツと明るいグレースーツを選んだよ」などその日の予定やTPOに合わせて服装を選ぶことがMR活動をやりやすくするということを学びました。
そのほかにも、男性MRでは昼休憩を利用して、週1で1000円ヘアカットしている話や、靴磨きセット・口臭ケアのタブレットなどは必ず車に乗せている話なども伺い、病院という場所柄、清潔感に配慮している点など導入研修ではわからないことも楽しく伺えたので、ぜひ積極的に観察と質問をしてみてください。
基本的に飛び込み営業ではなくルート営業に属するMR活動ですが、相手は多忙な医師や薬剤師。いつでも会えるというわけではありません。
とくに総合病院の場合は、外来にいるのか医局にいるのか時間によっても異なりますし、運よく場所を突き止めることが出来ても他社MRも狙っているということは多々あります。
情報提供するためには、会っていただかないことにはどうしようもありません。
先輩MRがどのように医師の居場所を把握し、コンタクトをとっているのか。また、不在時や待機時にはどのような対応をとっているのか、MR活動の基本をしっかり学びましょう。
導入研修の後半では、MR活動のシミュレーション研修もあるかと思いますが、そこで学んだことが実際に現場でどう役立てられているのかを確認するのがOJT研修の一番の目的です。
とくに会社から支給されるツールや何の情報をどのように医師に伝えているのかは、配属後の活動につなげていきたいところなので、車に戻ったあとでメモを取らせてもらうなどしましょう。
自社製品のアピールポイントをどう伝えているのか、そしてそれに対して医師はどのような反応なのか、よく観察してください。
基本的に飛び込み営業ではなくルート営業に属するMR活動ですが、相手は多忙な医師や薬剤師。いつでも会えるというわけではありません。
日中のほとんどを外回りで1人過ごすMR。
医療機関での立ち振る舞いはもちろんですが、駐車場や車内でどのようにしているのか、休憩時間はどのように過ごしているのかなどもチェックしたい点です。
多くの企業ではタブレットやモバイルツールを支給しており、医療機関訪問後すぐに情報を入力したり記録できるような体制になっているかと思います。どのタイミングで何をすれば効率よく働くことが出来るのか、ツールや時間のやりくりを学ぶことは配属後役立ちますので参考にしたいですね。
また、休憩の仕方など直属の先輩や上司ではないからこそ思い切って質問できること・教えられることもあるかと思いますので(笑)、ざっくばらんに質問してみましょう。
OJT研修が終われば、配属はもうすぐです。配属となれば、導入研修などを共に過ごしてきた同期とも離れることになりますが、同期の絆は何にも代えがたいものがありますので、ぜひ交流を深めておきましょう!