製薬会社、医薬品メーカー、医療機器、CRO、バイオベンチャーと、それぞれ職種、会社の規模や方針により、面接の種類は異なります。製薬会社にはほとんど未経験の募集はございませんが、CROですと、未経験のポジションは、臨床開発モニターや安全性情報、データマネジメントなど一回の面接と、適正検査で結果が決まる場合が多々あります。そのため、事前の面接準備は時間をかけてやるに越したことはありません。
例えば、製薬会社の研究職やメディカルリエゾンなどのご面接は、パワーポイントを用いてプレゼンを課題として実施している製薬会社もあります。与えられた課題や資料を読みこなし、面接官の前にプレゼン資料を作成するに、半月ほどかかる場合もあります。その他、CMC薬事や開発薬事のご面接でも比較的ご年齢の若い方に対しては、自己紹介を含めたプレゼン資料を作成していただき、面接官にPRする場も設けられたリします。ときには英語でプレゼンが必要となることもあります。
製薬会社の面接会場は、本社の場合もあれば、生産管理、品質保証や製造管理者などの面接の場合は製薬会社の工場ということもよくあります。その場合の交通費の負担は様々です。一次面接は負担されない製薬会社もあれば、すべての面接の往復の交通費を負担される製薬会社もあります。
やはり中堅製薬会社は、最終面接のみ負担ということも多々あります。また海外在住の場合、一次面接はwebカメラでの面接で、最終面接のみ帰国時の予定にあわせて来ていただくなどはあるようです。また、国内在住でも遠方の場合は、2回の面接を一日で済ませるように午前と午後に分けることもありますので、ご都合をみてエージェントにご相談されると良いと思います。
製薬オンラインのエージェントでしたら、懇切丁寧に対応させていただきますので、ご相談ください。
製薬会社、医薬品メーカー、医療機器、CRO、バイオベンチャーなどのご面接は、通常一時間の面接が最も多いです。
一時間の間にご経験を細かく深く掘り下げて質問を受けます。面接官も将来部下となる人はどのような経験をお持ちで、どんな希望を持っているのか知りたいので質問をしています。面接官の意図を汲み取り、相手がイメージできるようにわかりやすく丁寧に話をしましょう。
製薬業界はせまい業界でもあります。大手製薬会社で関連部署にいた人が面接官だったという場合もあります。製薬業界で転職をして仕事をするうえでも、現在の人間関係や職務もおろそかにせず、誠実に仕事をしていくことはとても重要です。
また、製薬会社では医師はとても活躍する場があります。医師の求人でメディカルドクター等のご面接の場合、雑談的な雰囲気となることがよくあります。そのような場合は、人柄がカルチャーにあうかなど見極めている場合もありますので、くだけすぎないように気をつけると良いと思います。
臨床開発モニターのご経験者で、キャリアチェンジをしたいと安全性情報を志望した場合でも未経験と同じ枠となりますので、気をつけてください。ご面接で安全性情報のご経験を聞いているにも関わらず、臨床開発のご経験ばかりをお話しされても先方の聞きたい質問には答えていませんので、適切に回答し、その上でご自分の強みや経験してきたことを補足するようにしたほうが印象は良いです。まずは面接官が聞きたい質問にまず簡潔に答え、それから補足をして臨床開発の経験も活かせると思うなど、相手が聞きたいことは何かを汲み取って答えてください。
製薬会社の面接での特徴は、製薬業界はせまいということではないでしょうか。
外資系製薬会社、内資系製薬会社、バイオベンチャー含めてパイプラインや製品が豊富な製薬会社は、共通しています。そのため、知人が多く転職しているといった声はよく聞きます。業界がせまいこともあり、知人の言葉を信用して、評判がよくない、離職率が高い、社風がシビアなどそのまま受け取ってしまわれると、もったいないなと思うケースもあります。受け取り方も人それぞれですので、時間のご都合が許せば、ご面接に進み、実際の製薬会社での仕事内容や面接官とも接することで今までの印象も変わり、ご入社されている方も多くいます。
また、知人からのお誘いで気を付けたいのが、知人から声を掛けられて入社したが、その知人はすぐに辞めてしまった、といったケースです。その他、年収や入社日なども希望を伝えることもできずに、後悔されたケースもあるようです。
ぜひ、ここは第三者の製薬オンラインのエージェントに任せて、後悔のないようにご入社前にしっかり聞き、納得いったうえで製薬会社へご入社されることをお勧めいたします。